出版社の皆様・日販さんのご協力をいただきながら 行ってきた
書店コミック担当向け勉強会・ブックサキッポ。
最後の会を行い半年が立ちました。

お店の中には昨年対比を超えた、というお店もあり
勉強会を行ってよかったなー、と思いました。

ただ、実際は行っている曜日が僕の都合で固定だったり
時間が日中であったこと、日販さん以外の取次の告知は
行えなかったことなどから書店さんの中では
問題や悩みを今もかかえている店長さんや担当者さんが
いるのでは…?とも思っていました。

なんとか困っている人にコミック担当20年の中で得たノウハウを
お教えできないか…。

マンガを愛し、マンガからいろんなことを
教わり楽しませて来てもらいました。

現在の深刻なコミックの売り上げダウン、
そんなコミックのピンチに何もしないのはきっとこの先、後悔する。

この半年考え、来年1月に恵文社を退職し、2か月間・関西限定
先着20店様に限定し御希望の書店に伺い、ノウハウをお伝えしに行くことに決めました。

売り上げが絶対に上がるとお約束できないこと、
また現在の書店の財政の厳しさも十二分に分かるので
無料とさせていただきます。

お店に伺い、現状を把握し、できることを一緒に行う。
疑問点も僕でわかることはお答えいたします。

明日のブックエキスポのコミックブースで
チラシを配布いたします。
気になった方はご質問にもお答えいたしますので

booksakippo@gmail.com

までお気軽にお問い合わせください。

また今回のブックサキッポの延長線のようなコンサルぽいこの
僕の行動に、協力を惜しまないと言ってくださった
出版社の皆様、応援すると言ってくれた書店の友人、

僕のやりたいことを理解し送り出してくれる当店スタッフに
この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

 

2016年12月16日、出版社の皆様・日販さんのご協力をいただきながら ブックサキッポ第5回を行いました。

今回も当日、お話したことをまとめてみましたので、何かお役に立てば幸いです。
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今回は、各社の発注システムについてお話させていただきました。
S-BOOKSやWEBまるこが生まれて10年以上たって
その間に各社のページは進化してきたと思うのですが
僕を含めて、その機能を理解し使いこなせていないのでは?と思い、
今回はこのテーマでお話させていただきました。

自分なりに改めて各サイトを拝見して感じたことを記載しています。

●WEBまるこ

講談社さんの注文に特化したサイト。コミック以外も注文可能。
自社に特化しているため発注、重版からの注文もスムーズに感じます。
左端のメニューバーのPOPメニュー→コミックスからの
ペーパー印刷、POP印刷も可能。
またアナログの注文書は両面印刷となっているので拡材に関しては注文書の裏の拡材注文書を
お使いください、との事。

S-BOOKS
まずは小学館さん
コミックえもん!オンラインのバナーからペーパーダウンロードが可能で頻繁に更新されるのでチェックが必要。その他、重版情報、拡材発注コーナーも使用頻度が高いかと。さらに下に移動するとパブリシティ情報(TV・映画・ドラマほか)小学館PS、受注センターの電話番後を記載。重版商品に関しては電話すると保留してくれます※コミックは難しいかも…。

次に集英社さん。チェックを怠れないのが【特別重版情報】。特に【全量を販売会社さまに配本いたします。】の場合は取次さんに配本のお願いをせねばならないため、普段の取次さんとのお付き合いが重要となってきます。上部、【拡材】バナーからの拡材DL(ペーパー含む)が可能。そして【持ってけ!お宝拡材コーナー】!こちらもコミックにつけると売り上げ増が見込める拡材を不定期でUPされているので見逃せません。

白泉社さんは昨年からリニューアル!本当に使いやすくてありがたいサイトです。重版情報、拡材、ペーパー、素材各種DLに各種情報、試し読み、事前注文と充実のコンテンツ。かゆいところに手が届きすぎてこれ以上は何も望みません。

秋田書店さん。【素材】からペーパー、POP、ポスターのDLが可能。
事前注文からは書籍扱の新刊の注文が可能、拡材サイトからは拡材付きのコミックセットの注文が可能、各種サイト(秋田書店・タップ・チャンピオンクロス)へのリンクあり。さらにスクロールすると試し読みや秋田書店の書棚からは人気作品の一覧に簡単に飛べます。

少年画報社さんはなんと2017年2月にリニューアル!
読者さん向け、書店さん向けそれぞれリニューアルされたので未見の方はぜひサイトへ。

また、更新が数か月間停止していたぶんか社さんも復活しています。こちらもぜひ。

と、気になった各社さんのサイトをご紹介させていただきました。
改めて見て初めてペーパーのDLが可能だったことをしった出版社さんもあったり自分にとっても勉強になりました。
その他コミックを刊行されている出版社さんは注文書のDL、一部過去作品のペーパーDL、オススメ作品の紹介もあるので気になる出版社さんはチェックしてみてはいかがでしょう。

次回は明日3月13日(月)15時より開催いたします。6回目のテーマは、店の情報をSNSを使ってユーザーに情報を提供し、出版社や著者とつながるかについてお話できればな、と思っております。ブックサキッポとしてはこれが最後になるかと思いますので、質問・疑問などありましたら今回のテーマに限らずお応えさせていただきます。

どうぞよろしくお願いします。

2016年10月14日、出版社の皆様・日販さんのご協力をいただきながら ブックサキッポ第4回を行いました。

今回も当日、お話したことをまとめてみましたので、何かお役に立てば幸いです。
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前回、参加されたみなさんが出版社さんにはあまり注文の電話をしておらず、よくよく伺うと、怖い・苦手・電話して怒られるかも・品切れだったらどうしよう・そもそも電話っていつするの?などネガティブ発言のオンパレードだったため、みなさんには電話を克服してもらおうと思い、今回のテーマは『出版社さんに電話をしよう』となりました。

今回は前回の事を少しお話した後、さっそく電話についてお話を。

まず、電話をするにあたって注意する点を。
書店名、名前、挨拶、担当者さんがいるか聞く、担当者さんが不在ならば
そのお電話を受けてくれた方に注文をすうることになりますが
できれば出荷の権限を持っている担当者さんとお話するのがベストです。

当たり前のことを書いてるなー、と思うのですがけっこう電話していない(または電話できない)書店員さんが多いことを知りました。

特にS-BOOK以後に書店員になった方は、電話の必要性がないと思っている方もいるようです。上司の方、先輩が電話していないと電話で本を頼めるのも知らないとか。

出版社さんから「弊社の担当者とのツテがないから電話しづらいのかな?」というご意見をいただいていましたが、もし書店員さんが電話先の出版社の担当者さんを知らなければ各ジャンルの担当者の表をもらってください。
FAXをお願いしたらもらえますので!

新刊の追加をお願いするときなんかも
担当者さんに「この作品、連載の時から気になってて
出たら絶対売ろうって思ってたんです!」の一言だけで
出版社の担当者さんはどれだけうれしいか!

出版社さんが本を出庫するのは、売れているお店と
売ろうと思ってその思いを伝えてきたお店です。

追加注文の電話を頻繁にしていれば
担当者さんも名前を憶えてくれるので
電話、実はけっこう大事なんです!

また書店員さんはご存じかと思いますが大手の出版社さんによっては
お電話NGの会社さんもあります。
販売数が多く、対応しきれないため全部の書店さんには電話で
対応できないのです。別に意地悪でそうなのではないのです。
ただ、売上がすごくなくても意欲があれば電話NGの壁も越えられます。実際、店の規模の大きい小さいでは区別していないんだな、と思います。

出版社さんへ電話をするのは注文の時ばかりではありません。
お客様の、お問い合わせで調べてもわからない時や
コミックを売るために指定のお願いをする時、またペーパーや
販促物を作りたい時なども相談をする上で電話は必須です。

よく恵文社バンビオ店限定、という特典を作らせていただいています。
他の書店さんでも●●店限定ってよく見かけますよね。

恵文社バンビオ店限定は出版社さんのご厚意で特典を作っていただく場合と
宮川が自腹を切って何か特典を作って限定版にしてしまう場合があります。

ご厚意で作る場合は、名前を憶えてもらって、出版社の担当者さんが
恵文社で●●(作品名)がけっこう売れてたからサイン本
いるかな?とご連絡いただいたり、何か販促物で作ってほしいの
あります?とご提案いただいたり。
もちろん、こちらからお願いするのもアリです。
もしお願いをして邪険にされてもあきらめてはいけません。
最初からうまくいくことはほぼありませんので。

次に出版社さんが電話を受けて「おいおい…」と
思ったことを発表していただきました。個人的にはここが一番面白かったです。

・上から目線で品切に納得しない。「おい!なんで品切れなんだ!」とのこと。

うーん、この書店さん、以前に僕に「もう来ないでくださいね」と笑顔で追い出された
クレーマーと同じこと言ってます。この書店さん、この先、商品もらえるといいですね。

・出版社さんに在庫の確認をせず客注受けたから絶対に出庫して!と言っちゃう。

だからないものはないんだって!と言いたい。先に確認しましょう。大人なんだから。
この書店さんもこの先、商品もらえるといいですね。

・●●(作品名)1巻、客注で7冊、2巻客注で5冊、3巻…と注文全部客注って言っちゃう。

これ、私、宮川も20年近く前にやってました。気持ちはわかる!どうしても本がほしいんだよね!ただやり方がスマートじゃないですね。こういうことも続けてると
悪い意味で書店名覚えられて、客注って言っても信用してもらえなくなるのでやめた方がいいです。ちなみにこういうことはデータ管理されてる可能性もあります。

後々知らない間に大変なことになります。しかも大変な事になっても書店側はそれを知ることだ出来ないっていう…。怖い!

・注文したら客注しか出せないって言われたので「実は全部客注です」って言っちゃう。

これも気持ちはわかるます。ただこれも上記と一緒でやめたほうがいいよー。

・注文数を言った後に「調整がかかる可能性があります」と言われ、不安になって注文部数を増やしちゃう。

これもわかる!ただこれも調整された部数があまりにも足りなかったら追加を頼んだ方がいいような…。
同じことを言われた某書店の担当者が部数増やしたら調整が一切かからず在庫置き場の引き出しがパンパンになり、返品できないしどうしよう…と暗い顔をしていたのを思いだしました。ちなみに調整がかかる可能性、つまり出版社さんの在庫より注文数が上回ったら調整するかも、あくまで「かも」なので注文数が上回らなければ満数出荷されるからね!みんな冷静に!

ここまでお話した後、参加者の皆さんにはお電話していただきました。
みなさんバッチリ!ただ、今回の参加者は7名。
今回は曜日を月曜から金曜に変更したこと、告知が2週間前ということも
ありましたが「聞くだけ」の会から「実践しなければいけない」会となったため
参加される方が減ったのかもなー、とも。
というよりも電話が苦にならない方しか来なかったんじゃ?という疑念も(苦笑)

次回、もし電話してみたい!という書店さんいらっしゃいましたら
開始前ならお付き合いするのでお声掛けください。

次回は12月中旬を予定、どうぞよろしくお願いします。

 

2016年7月11日、出版社の皆様・日販さんのご協力をいただきながら ブックサキッポ第3回を行いました。

今回、初めて参加いただいた皆様、また前回、前々回に引き続きご参加いただいた皆様ありがとうございました。
 

今回も当日、お話したことをまとめてみましたので、何かお役に立てば幸いです。
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前回、会の終了後に数多くのご質問をいただいたため
今回は『ご質問・ご相談』をまずお伺いすることに。

まず最初の質問は、BLのスタッフさんが既婚者の方で
棚の管理をまかせているが、突然辞めることもありえるので
売り方・売れる商品の指針などがあれば、という男性の店長さんからのご質問。

個人的には男性の店長さんががんばるより前任者が辞められたら女性のスタッフ(BLが好きであればなお良し)を採用してその方に担当していただくのがいいと思います。売り場を触るのは女性の方がお客さまも安心して本を選ぶこともできるかと思いますので。売り方、指針は情報ネットによる情報収集と他店の担当さんと仲良くなる、出版社さんに教えてもらう、などが早道かと思いますのでそのあたりを担当さんと共有することが大事かと思います。


次に消化率・返品率のコントロールが難しいというご相談。
前巻の販売数をそのまま配本希望数として登録、または動きを見ずに、前回販売数より部数が少ければ即発注をしているのでは?と思いました。

僕の場合、前巻が30冊以上販売した銘柄はあらかた前回の実売の70%~80%
で配本希望を出し、様子を見て追加を行うのがほとんどです。

こうすることにより販売数の多い銘柄の消化率を上げ、1巻目をしかける際に
新規の1巻目の消化率が悪くとも、全体的にみると問題のない状態を維持させています。

また、実績配本で本が配本されるお店も行うことは同じです。
実績配本の場合、1巻目は0冊、1冊配本もざらでしょう。
そうなると追加で売れば消化率も上がり、業績が良くなれば取次さんに対して交渉しやすくなります。
即、効果がある施策はありません。
焦る気持ちは重々承知していますが

丁寧に信頼や実績を重ねることが大事だと思います。

ここで特に質問はないということで次に
出版社5社の営業さんが参加いただいたので
各社のオススメの1巻目をプレゼンしていただきました。

1巻目を売るということは以前にも、お話しましたが
出版社さんにとっても書店にとってもお客様にとっても
重要です。実際、数多くの書店が1巻目を売れてから初めて気が付いて慌てて発注。

ただ何冊頼んでいいのかわからない、ということになっています。
それでは遅いので発売前に1話目を読んで魅力を理解したうえで
配本が少なければ取次さん、出版社さんにお願いして追加を取る必要があります。
ここまでは以前にもお話し、実際参加者の方の数多くの方が1話目を読む、ということを行うようになってくれました。

そして実際に出版社さんに電話したかというと、どうもみなさん出版社さんには電話しておらず、よくよく伺うと、怖い・苦手・電話して怒られるかも・品切れだったらどうしよう・そもそも電話っていつするの?などネガティブ発言のオンパレード。

それじゃあ、みなさんには電話を克服してもらおうかと。

そこで次回、4回目は『出版社さんに電話をしよう』のテーマでみなさんにはその場で出版社さんに電話をしてもらいます!

もしもの時は宮川がお電話を変わるので、この機会に苦手意識を克服してもらえれば、と思います。

電話をするので各自、携帯電話・スマホをお持ちください。定額サービスに入っていない方は宮川の電話をお使いいただいてもかまいません。

また、今回、お店で品切れ、または新規で注文したいコミックの銘柄をメモしてお持ちください。

開催日時は
来週、金曜日の10/14、
15:00~17:00に行ないます。
場所はJR長岡京駅前 バンビオ1番館 学習室2(JR長岡京駅下車徒歩3分)

参加希望の方はbooksakippo@gmail.com
までご連絡ください。

どうぞ、よろしくお願い致します。

早くもビビッている方がいらっしゃるとお伺いしていますが、ここで克服しなければ、この先も克服できないような気がします。

きっと慣れてしまえばどうということはないのでぜひ自信のない方はぜひご参加くださいませ。

2016年5月9日、出版社の皆様・日販さんのご協力をいただき、前回を越える
書店員28名の方にお集まりいただきブックサキッポ第2回を行いました。

今回、初めて参加いただいた皆様、また前回に引き続きご参加いただいた皆様ありがとうございました。
 

今回も当日、お話したことをまとめ、後日思ったことを追記しまとめてみました。

何かお役に立てば幸いです。
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今回は『大手6社以外のコミックの売り方と必要性』をお話させていただきました。

郊外の書店さんに伺ってコミックの棚を拝見すると
よく見かけるジャンル分けのプレートに、『映像化・話題書』『集英社』『小学館』『講談社』『白泉社』『KADOKAWA』『秋田書店』の各社の『少年』『青年』『少女』『その他B6』などの文字が印刷されています

『その他B6』
お店の坪数にもよるかと思いますがはっきり言って
『その他B6』のプレートがついているお店は僕から見たら

死亡フラグが立っています。
特に80坪~100坪のお店なら『もうこの店、自分なら来ないな』と思います。

なぜ、『その他B6』のプレートがついているお店は『もうこの店、自分なら来ないな』と僕が思っているのかご説明します。

大手6社とそれ以外の出版社の棚の構成比はみなさんのお店はどれぐらいでしょう。

当店で、7対3くらい、ある大手のお店だと6対4くらいでした。
ぼくが伺った『その他B6』のプレートがついていた郊外店は9対1くらいの構成比。

立地やお客様の層によって少年・少女・青年のジャンルの
構成比も変わってくるかと思いますし一概には言えないかもしれませんが
坪数が少ないと大手に偏るのもわかります。

ただ、お店にある大手出版社ばかりの棚は本当に全部よく売れているんでしょうか。
話題書や映像化作品を店の一等地から外して、そのコミックが大手出版社以外だったら
その後、どうするんでしょう。

たしかに大手6社と呼ばれる出版社のコミックは、もちろん大事です。

たくさん売れるタイトルがありますし。

が、それ以外の出版社のコミックも置いておかないと結局、

大手6社のコミックも売れません。

コミックが好きなユーザーから、信頼できるかどうかお店は値踏みされています。
どこに行っても置いてあるようなコミック(大手出版社のビッグタイトル)ばかり目に付くお店に発見や出会いはありません。

それこそコンビニやアマゾンで十分、わざわざ本を買いに行くのに書店に行く必要性がありません。
その他B6のプレートがはってあるお店にきてコミック好きのお客様が思っているのは
『どうせ、この店にはない』です。
こういったお店に再度、足をはこんでもらえるチャンスはどこでも売り切れているコミックを探しているときです。
そして、その時にお目当てのコミックがなければ、『やっぱりなかった。』です。
こうなると、お店にも来てもらえなくなります。行くだけ無駄。
こう思われていると思った方がいいでしょう。

ついでに買ってもらうのは大手6社のビッグタイトル、それ以外の出版社のタイトルや大手でもビッグタイトル以外の、まだ部数の少ないあまりみんなに知られていないタイトルを大事に考え一生懸命に、気持ち的にはメインとして売るくらいでいいんじゃないでしょうか。

また、『その他B6』のプレートのあるお店に僕が伺って感じたのはコミックの売り場が坪数の割りに、配分が大きいと感じたお店が多くありました。
お店としてはコミックを売りたいけど、つい大手やビッグタイトルに頼ってしまい
結局、それ以外の実は大事な部分をおろそかにしてしまっている、という印象でした。

コミックの売れを取るのであれば、まずお客様に『いくだけ無駄』と
思ってもらわないような棚作りが必要です。
まずは『その他B6』のプレートを外して、各出版社のプレートを
棚に差し、せめて大手6社以外のコミックを2割に引き上げる検討をしていただきたいな、と思います。

2回目に参加していただいた書店員さんには
恵文社バンビオ店の新刊コミックの1巻目の配本数と実売数のシートを

お渡ししました。
棚の構成比のシートと売り上げを見てもらい自分のお店にフィードバックしてもらおうという試みでした。
各書店の担当者のみなさんがうまく使っていただいたか、定かではありませんが少しでもお役にたっていれば何よりです。

次回、3回目は来週、月曜日の7/11、
15:00~17:00に行ないます。
場所はJR長岡京駅前 バンビオ1番館 配膳準備室(JR長岡京駅下車徒歩3分)

まだ若干席はございますのでご参加希望の方はbooksakippo★gmail.com(★を@に置き換えて送信ください)までご連絡ください。

第3回は、第2回の会の終了後にご質問、ご相談を数多くいただきました。50分ほどの時間を要したので今回は、ご質問・ご相談に特化した会にしたいと思います。
個別にお話しするのも、もちろんかまわないのですが、悩みや疑問はできればみなさんで共有したほうがいいかな、とも思いましたので。ご質問・ご相談はできる限りお答えしようかと思いますが時間の兼ね合いもございますので、お答えが難しい場合は次回に繰越、またはこちらのブログでお答えさせていただきます。また、時間が余れば1巻目のコミックを仕掛けよう、をテーマにお話させていただきます。

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

2016年3月8日、出版社の皆様・日販さんのご協力をいただきながら 当日は書店員25名の方にお集まりいただきブックサキッポ第1回を行いました。

 

当日、お話したことをまとめてみましたので、何か日頃の店づくり、お仕事のヒントになれば幸いです。

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本の売り方以前に、以前から書店員のコミュニケーション能力が低いように思っていました。よく言えばシャイというか。でもサービス業なのにシャイで勤まるんだろうか?とも思っていました。

そこで僕は日頃、どうやってコニュニケーションをとっているのかをお伝えしようと思い「恵文社・宮川はどうやって取次さん・出版社さんと付き合ってきたかそして付き合っているか」をテーマにお話しさせていただきました。

 

僕の働く恵文社バンビオ店の取次さんは日販です。

コミック担当歴20年、働いてきて思うのは、怒っても意味がないと言うことです。

以前、僕は配本が希望通り入荷しなかったり客注が届かなかったり、そういうことでよく怒っていたのですが、(日販さんから鬼という仇名がついていた、という噂も)この年になり(41歳です)様々な仕組み、慣習を理解した上で改善を要求することはあっても怒るということが少なくなったように思います。

 

例えば客注品が入荷しなかったとしましょう。

その時に営業担当者にどなりちらし、すぐに持ってこい!と、言うのか

お客様がお待ちなので何とか午前中に持ってきてもらえないだろうかと

伝えるのに両者には大きく差があります。

同じ言い方でもおそらく両者とも午前中に商品が入荷するでしょう。

そして営業担当者さんは前者に対し、好意的な思いはいだきません。

 

すごく売れていて市場で枯渇している書籍がその営業担当者の手元に10冊入ったとしましょう。

こういった場合、その10冊が入荷するのは後者の書店です。

みなさんがもし営業さんだったら暴言ばかりはく書店に売れる本を渡します?。

僕なら絶対に渡しません。仲よくしてる書店員に渡します。

 

僕は営業担当者とも仲良くしているのでこういった場合、得をしています。

現在、自分の店が売上昨年対比100パーセント以上で、返品率を下げ

取次さんに対して自分のお店は良い取引先ですよというアピールをしているのも事実です。

 

が、やはり重要なのは人間関係でしょう。

取次の担当者も人間であると言うことを忘れず、より良い人間関係を作ることが店の得につながると考えています。実際、僕は得してます。

 

出版社さんとどうつきあってきたか。

 

以前に比べれば出版社さんは身近になったように思います。

僕自身、出版社さんは本を作っているところ、仲よくするのは取次さんだけでいいか!と思っていた時もありました。

ただ、取次さんにない本の追加は出版社さんからもらわなければいけません。

なので出版社さんとのお付き合いが必要なのです。

 

出版社さんに、売れている新刊の追加をください!と言ってもどこでも売れている新刊を、はいどーぞ、と希望数もらえることはそうそうないと思います。

どこでも売れる本をある程度、売れるとデータ上でわかっている大きな書店さんに優先的に送っている、なので郊外の書店なんかには入らないと思っている書店員さんもいるかもしれません。それも、もちろんあるかもしれませんが、それだけなら当店のような100坪クラス、人口8万人の駅前書店にも届かないことになります。

でも実際はきちんと入荷しています。

以前、某大作忍者マンガの最終巻が売れに売れ、大型書店もネットも全滅、そんな状態が1か月以上、続きましたが、当店にはありました。山積みです。前巻の倍売れました。どこにもない本がある、というのはお客様からの信頼に変わります。 

どうして在庫があったのか。一言でいうと信頼を得ていたからです。仲良くしていたからです。

 

じゃあどうやって仲良くなるのか。

各社、営業さんは書店からのラブコールを待っているのです。

「今月出た●●という作品の1巻最高!売りたい!」「売りたかったから売り場を作りました!」

そういう売りたい!読者に届けたいという思いを伝えてください。

出版社さん主催のフェアに参加するのもいいでしょう。

 

ただ、そういうことは継続しなければダメです。

 

出版社をカワイコちゃん(イケメンでも可)に例えてみましょう。

毎月、いや毎週、もしかしたら毎日熱烈アプローチをしたマメな人と、好きって言ったけど1年ぐらい音信不通。どっちと仲良くなるかなどわかりきってるじゃないですか。

みなさんもぜひ熱烈アプローチを!一緒に商品を売りたいと思える信頼関係を作ることが重要です。

  

一通り、お話した後、質問いただいたことに答えました。

Q:1巻目の追加のタイミングは?

作品によるでしょう、と答えたんですが、念のためみなさんに質問しました。

1巻目が出るマンガの1話目、事前に読む人いますか?との問いに

手をあげたのは数人。20%くらいかな。ビックリしてしまいました。

え?じゃあほかのみんな1巻目、入荷数が少なかったり売切れたら追加どうしてるの?と聞いたらみなさん無言と苦笑い。

僕の場合は僕がおもしろいと思ったら15冊~20冊くらい追加を。

面白いと思わなかったら追加しなかったり需要がありそうなら1~2冊そっと。

面白いとは思わなかったけど、きっと「●●」という他の作品が好きな人なら

購入してもらえそうだから5冊など。

でも、そんな判断も中身をわかっていないとできません。

 

そこで1話を読むことの重要性をお話しすることに。

 

当店のコミック売り場にこられた方は知っているかもしれませんがすごい数のサイン色紙がコミック売り場をグルーっと取り囲んでいます。今回の会の参加者のみなさんも会の事前にほとんどの方がお店に足を運んでくださってました。

みなさんに聞きましたがほとんどのお店にサイン色紙がありません。

でもサイン色紙欲しいでしょ?と。

そこで急遽、サイン色紙のゲットの仕方講座を開講。

 

秘密は1話目を読むことにありました。

 

1話目をよむ→おもしろいと思ったので出版社の営業さんに売りたいと伝える→

売り場を作って写真を撮ってメールや封書を送る。→営業さん喜ぶ→編集さんに伝える→編集さんも喜ぶ→作家さんに伝わって作家さんも喜ぶ→作家さんサイン色紙描くからお店に置いてほしいと思う。→サイン色紙が書店に届く

 

という流れ。

素晴らしいことにみんな幸せになるという…!

 

1話目をよむということは作品を知ってるのでオススメしやすく追加の判断もしやすく売りたいと思い、その想いを出版社側に伝えれば、うまくいけばサイン色紙までもらえちゃうというなんというお得なことなのか、ということをお伝えしました。

 

と、ここまでが第1回のおおまかな内容でした。

みなさんの真剣なまなざし、なんだか予備校の先生になったような気になり

参加いただいたみなさんのお店に少しでも役立っていればいいな、と思いました。

 

次回は、バンビオ店の希望数・入荷数・配本数・販売数が一目でざっかりわかる

シートをお渡し予定です。みなさん、どの作品をどれぐらい補充すればいいのか

なによりどれを積んだらいいのか、返品率を気にしすぎてどうすればいいかわからなくなっているのでは?と思ったのでヒントになるかも、と思いましたので

こちらを参加者の書店員さんに配布予定です。

次回、よろしければご参加ください。