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2016年10月14日、出版社の皆様・日販さんのご協力をいただきながら ブックサキッポ第4回を行いました。

今回も当日、お話したことをまとめてみましたので、何かお役に立てば幸いです。
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前回、参加されたみなさんが出版社さんにはあまり注文の電話をしておらず、よくよく伺うと、怖い・苦手・電話して怒られるかも・品切れだったらどうしよう・そもそも電話っていつするの?などネガティブ発言のオンパレードだったため、みなさんには電話を克服してもらおうと思い、今回のテーマは『出版社さんに電話をしよう』となりました。

今回は前回の事を少しお話した後、さっそく電話についてお話を。

まず、電話をするにあたって注意する点を。
書店名、名前、挨拶、担当者さんがいるか聞く、担当者さんが不在ならば
そのお電話を受けてくれた方に注文をすうることになりますが
できれば出荷の権限を持っている担当者さんとお話するのがベストです。

当たり前のことを書いてるなー、と思うのですがけっこう電話していない(または電話できない)書店員さんが多いことを知りました。

特にS-BOOK以後に書店員になった方は、電話の必要性がないと思っている方もいるようです。上司の方、先輩が電話していないと電話で本を頼めるのも知らないとか。

出版社さんから「弊社の担当者とのツテがないから電話しづらいのかな?」というご意見をいただいていましたが、もし書店員さんが電話先の出版社の担当者さんを知らなければ各ジャンルの担当者の表をもらってください。
FAXをお願いしたらもらえますので!

新刊の追加をお願いするときなんかも
担当者さんに「この作品、連載の時から気になってて
出たら絶対売ろうって思ってたんです!」の一言だけで
出版社の担当者さんはどれだけうれしいか!

出版社さんが本を出庫するのは、売れているお店と
売ろうと思ってその思いを伝えてきたお店です。

追加注文の電話を頻繁にしていれば
担当者さんも名前を憶えてくれるので
電話、実はけっこう大事なんです!

また書店員さんはご存じかと思いますが大手の出版社さんによっては
お電話NGの会社さんもあります。
販売数が多く、対応しきれないため全部の書店さんには電話で
対応できないのです。別に意地悪でそうなのではないのです。
ただ、売上がすごくなくても意欲があれば電話NGの壁も越えられます。実際、店の規模の大きい小さいでは区別していないんだな、と思います。

出版社さんへ電話をするのは注文の時ばかりではありません。
お客様の、お問い合わせで調べてもわからない時や
コミックを売るために指定のお願いをする時、またペーパーや
販促物を作りたい時なども相談をする上で電話は必須です。

よく恵文社バンビオ店限定、という特典を作らせていただいています。
他の書店さんでも●●店限定ってよく見かけますよね。

恵文社バンビオ店限定は出版社さんのご厚意で特典を作っていただく場合と
宮川が自腹を切って何か特典を作って限定版にしてしまう場合があります。

ご厚意で作る場合は、名前を憶えてもらって、出版社の担当者さんが
恵文社で●●(作品名)がけっこう売れてたからサイン本
いるかな?とご連絡いただいたり、何か販促物で作ってほしいの
あります?とご提案いただいたり。
もちろん、こちらからお願いするのもアリです。
もしお願いをして邪険にされてもあきらめてはいけません。
最初からうまくいくことはほぼありませんので。

次に出版社さんが電話を受けて「おいおい…」と
思ったことを発表していただきました。個人的にはここが一番面白かったです。

・上から目線で品切に納得しない。「おい!なんで品切れなんだ!」とのこと。

うーん、この書店さん、以前に僕に「もう来ないでくださいね」と笑顔で追い出された
クレーマーと同じこと言ってます。この書店さん、この先、商品もらえるといいですね。

・出版社さんに在庫の確認をせず客注受けたから絶対に出庫して!と言っちゃう。

だからないものはないんだって!と言いたい。先に確認しましょう。大人なんだから。
この書店さんもこの先、商品もらえるといいですね。

・●●(作品名)1巻、客注で7冊、2巻客注で5冊、3巻…と注文全部客注って言っちゃう。

これ、私、宮川も20年近く前にやってました。気持ちはわかる!どうしても本がほしいんだよね!ただやり方がスマートじゃないですね。こういうことも続けてると
悪い意味で書店名覚えられて、客注って言っても信用してもらえなくなるのでやめた方がいいです。ちなみにこういうことはデータ管理されてる可能性もあります。

後々知らない間に大変なことになります。しかも大変な事になっても書店側はそれを知ることだ出来ないっていう…。怖い!

・注文したら客注しか出せないって言われたので「実は全部客注です」って言っちゃう。

これも気持ちはわかるます。ただこれも上記と一緒でやめたほうがいいよー。

・注文数を言った後に「調整がかかる可能性があります」と言われ、不安になって注文部数を増やしちゃう。

これもわかる!ただこれも調整された部数があまりにも足りなかったら追加を頼んだ方がいいような…。
同じことを言われた某書店の担当者が部数増やしたら調整が一切かからず在庫置き場の引き出しがパンパンになり、返品できないしどうしよう…と暗い顔をしていたのを思いだしました。ちなみに調整がかかる可能性、つまり出版社さんの在庫より注文数が上回ったら調整するかも、あくまで「かも」なので注文数が上回らなければ満数出荷されるからね!みんな冷静に!

ここまでお話した後、参加者の皆さんにはお電話していただきました。
みなさんバッチリ!ただ、今回の参加者は7名。
今回は曜日を月曜から金曜に変更したこと、告知が2週間前ということも
ありましたが「聞くだけ」の会から「実践しなければいけない」会となったため
参加される方が減ったのかもなー、とも。
というよりも電話が苦にならない方しか来なかったんじゃ?という疑念も(苦笑)

次回、もし電話してみたい!という書店さんいらっしゃいましたら
開始前ならお付き合いするのでお声掛けください。

次回は12月中旬を予定、どうぞよろしくお願いします。